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教員紹介

岡本 敏雄 教授 OKAMOTO Toshio

  • 社会知能情報学専攻
  • 知識創産システム学講座
  • okamoto(at)is.uec.ac.jp

1. 研究の理念と姿勢

人間とコンピュータ等を中心とする情報システムのかかわり合いを常に問題意識として、幅広く次世代の情報文化をどのように創出していくべきかをテーマとしている。その中で、対象世界を十分に見つめ、分析、検討し、新しい意味のある知識処理技術を創出する努力を行っている。

2. 研究テーマ

具体的には、インターネット環境でのマルチメディア分散協調作業・学習支援システム、サイバー空間でのナビゲーションシステム、学習支援のための知能情報メディアなどの研究を手がけ、その研究プロセスを通して、将来の学習、教育支援システムのアーキテクチュアや科学的知見を探求している。これらの研究活動を遂行するために、高次推論機能を具備したエキスパートシステム、定性推論、知識獲得と学習メカニズム、ニューラルネットワーク、遺伝的アルゴリズムインタフェイスとユーザ・モデリング、マルチ知識メディア、学習支援のための分散協調システム、認知/メンタルモデルといった個々の要素技術やサブ・システムの研究が行われている。将来は、知識の変容プロセスと概念化、知識の自己増殖と再体制化のための知識処理技術の研究へと発展させ、人間にとってより柔らかい情報システムの実現可能性へと夢を膨らませている。
また、教育工学の分野においても上記の研究成果の実践的応用、インストラクショナル・デザイン・システム、マルチメディアCAIシステム、e-Learning(遠隔教育システム)、初等中等教育における情報教育カリキュラム、教育政策・技術援助の国際協力等の研究活動を行っている。

3. 学会活動

学術研究活動は、教育システム情報学会(会長)、電子情報通信学会、日本教育工学会、人工知能学会(知的教育システム研究委員会主査)、情報処理学会、日本教育心理学会、AAAI学会等で行っている。
また文部科学省科学研究費の補助による研究活動、内閣官房内政審議室ミレニアム・プロジェクト「教育の情報化評価・助言」会議委員、総務省・TAOのギガビットプロジェクト、ISO/IECa JTC1SC36-WG2議長、企業からの奨学寄付金による研究活動、国際会議での活動・発表も数多い。

4. 社会活動と貢献

研究室における研究活動は、学問的研究分野のみにとどまらず、政府の政策に対して積極的に(特に文部科学省や経済産業省関連組織)支援している。例えば、文部科学省高等教育局専門教育課の工学系大学院リフレッシュ教育カリキュラム委員会専門委員、経済産業省「先進学習情報基盤協議会」幹事会委員、我国の初等中等教育においてコンピュータ・情報教育政策に大きな影響力を持つ(財)コンピュータ教育開発センターでの応用技術分科会(先端技術応用の知的マルチメディア学習支援システム開発プロジェクト)委員長、内閣総理官房内政審議室ミレニアム・プロジェクト「教育の情報化評価・助言」会議委員など多くの公的な機関での活動を行い、産業界や教育界との間で技術や政策に関する認識の向上や社会の方向性に対して多くの助言を行っている。

5. 大学院生に対する教育指導

ワークステーションを中心とする高度のコンピュータリテラシー形成、システムデザイン能力、各種の人工知能理論・技術、認知学習心理学、教育工学そして語学力(英語)を向上させることに指導の重点が置かれている。そのために各種のゼミが準備され、かなり厳しい指導が行われている。またそれらの指導を通して、研究者や高度技術者としてのものの考え方、姿勢・態度の形成、さらに主体的、創造的な思いやりのある人材育成を心がけている。学会関係の研究会においては、積極的に参加・発表させ、研究内容の反省・熟考と問題点の自己発見とともに、プレゼンテーション・スキルの形成もねらっている。研究室の学生数は多く、学生同士で自主ゼミや広い範囲の議論が行われている。

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