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教員紹介

笠井 裕之 准教授 KASAI Hiroyuki

  • 情報ネットワークシステム学専攻
  • 応用ネットワーキング学講座
  • kasai(at)is.uec.ac.jp

1.研究内容

固定通信網における一般家庭へのFTTHの普及とNGNの開始,モバイル通信網におけるHSDPAやWiMAXのサービス開始により,真のブロードバンドネットワーク社会が訪れつつあります.これに呼応する形で,90年代後半に一時盛り上がりを見せたWebサービスと,API公開によるサービスマッシュアップ技術,Ajax技術を活用した技術の発展は,Web 2.0という一つの大きな潮流となりました.そして今,RF-ID,非接触型チップ技術やセンサーNW技術等によるユビキタスNW技術により,NW内の仮想世界サービスから,日常生活を支援する実世界サービスが花開く時期を迎えつつあります.今後の更なる発展は,Webサービスのさらなるリッチ化と,Webサービスから実世界指向型サービスへの発展と考えられ,それらに関連する研究テーマについて研究します.

環境変化に適応可能なマルチメディア構造化技術,配信制御技術の研究

高品質AVメディアを,NWや端末,利用アプリケーションを意識することなく,いつでもどこでも発信・受信できる環境は,未だ十分に実現されているとは言い難い状況です.本研究室では,メディア構造化技術とメディア配信制御技術の両面から研究します.具体的には,メディア構造化技術であるスケーラブル符号化技術,メディア構造を柔軟に変更可能な符号変換技術(トランスコーディング技術)や,セッション制御技術,メディア多重化技術が含まれます.また,大容量なメディア信号処理を実現するための分散的処理技術,配信技術について研究します.さらには,超高精細度映像を軽量且つ自在にブラウジング可能な,新たな符号化方式,適応的パケット送出方式についても研究していきます.

ユビキタスサービス実行制御技術の研究

今後のユビキタスサービスは,個人の状況や位置,周辺状況等のコンテキスト情報に応じて,適切なサービスを発見し実行することで,実生活におけるユーザ行動の支援を行うことが可能になってきます.本研究では,このようなサービス実行を支援する制御技術について研究します.具体的には,コンテキスト情報に応じて,当該環境で提供可能なサービスを適応的に発見,実行するサービス連携制御技術や,安全なサービス実行を目的としたアクセス制御技術,さらには,パーソナルサービスで課題となるプライバシー保護技術について研究します.

サービスメタ情報流通のための情報処理技術,収集配信技術の研究

マルチメディア情報のメタ情報やコンテキスト情報,RSS情報等の情報群(サービスメタ情報)のハンドリングを効率的に実現するための技術について研究します.具体的には.サービスメタ情報の表現方式(圧縮技術やリンク表現等),ネットワーク内信号処理方式(合成・結合),オーバレイNWルーティング・キャッシュ方式,について研究します.さらに,NWや端末のリソースを浪費するサービスメタ情報流通処理コストの低減に向けて,利用サービス方法に応じた適応的収集,リレー制御方式について研究します.

2.研究室志望者へ一言!

本研究室では,自分のアイデアを具現化&システム化し,世界へ積極的にアピールしたい学生の皆さんをお待ちしています.特に,様々な標準化技術やコアコンポーネント技術と自主オリジナル技術を統合しながら,中規模から大規模のシステム構築を自力で行おうとする意欲的&精力的な学生の参加を期待しています.学会研究発表や論文発表,展示会へのデモ出展,世界標準化活動への寄与,等を通して,研究成果を世の中にアピールしていきます.地の利を生かし,都内での様々な学会や展示会に積極的に参加することで,最先端技術やサービス動向に触れながら,実用に耐えうる研究テーマの発掘と推進を行っていきます.

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