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教員紹介

高山 佳久 客員准教授 TAKAYAMA Yoshihisa

  • 情報メディアシステム学専攻
  • 知能システム学講座
  • 独立行政法人 情報通信研究機構
  • takayama(at)is.uec.ac.jp

近年の我々の生活には、通信や放送、気象衛星による観測、ナビゲーションなど、人工衛星の存在が不可欠となっています。人工衛星の利用には、衛星と地上や、衛星と衛星を結ぶ通信回線が必須であり、宇宙で取り扱われるデータ量の増加に伴ってデータ伝送の大容量化への要求が高まっています。

データ伝送の大容量化のために高い周波数帯の利用が検討され,現在はKaバンドによる高速通信を可能とする衛星が運用されています。同時に、将来のより高速なデータ伝送に向けて、レーザ光を用いた通信の軌道上実験が行われています。電波と比べて波長が短いレーザ光は、アンテナ径が小さく空間伝搬損失やシステム間の干渉を抑えた大容量の回線を提供することができます。また光の周波数帯は、現在の国際的な周波数調整の対象に含まれていないことも魅力の一つです。

宇宙光通信の研究は1960年代に始まり、日本においても1980年代より盛んに検討されています。この中で日本は、1994年、2005年および2006年にそれぞれ、世界で初めてとなる実証実験に成功し、宇宙光通信分野の発展に大きく貢献しています。

当研究室では、宇宙光通信システムを構成する技術の中で、特に空間を伝搬した光を捉えこれを追いかける技術、大気の影響を受けた光を望遠鏡で集め、これを小さな光検出器や光ファイバーに結合する技術、大気中を伝搬する光が被る影響の解析などを研究課題としています。また、微小光学や回折光学など、光の特性を生かした素子について、光通信装置への適用を検討しています。

これら研究課題への取り組みを、理論と実験の両方で実施します。理論的な取り組みでは、計算機を用いて、数値解析やシミュレーションを行います。一方、実験的な取り組みでは、レンズや光検出器などを用いて構築した光学系によりデータを取得し、その解析を行います。

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