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教員紹介

井上 誠喜 客員教授 INOUE Seiki

  • 情報メディアシステム学専攻
  • 人間情報学講座
  • NHK放送技術研究所 次世代プラットフォーム研究部
  • inoue.s-li(at)nhk.or.jp

1.研究履歴

・大学院
修士課程で初めてコンピュータによる画像処理を知りました。大学の授業で理解が困難であったコンピュータがツールとして非常に有用に感じられました。大学院では、医用画像処理、特に超音波CTの研究を行いました。
雑誌の記事を参考に、ディップスイッチを入力、LEDを出力とした単純なコンピュータを自作して、やっとコンピュータの仕組みが理解できました。

・名古屋放送局
就職し、放送局の現場で、日常の現場勤務を行いながら、気象レーダーエコーを可視化して放送に利用するプロジェクトに参加しました。自分の書いた機械語プログラムで放送画面が表示された時は感激でした。

・放送技術研究所
静止画を対象に、欲しい画像を簡単に検索して表示できる画像データベースの研究、開発を行いました。大容量の画像データを効率的に蓄積、管理し、高速に表示するのがポイントでした。300MBクラスのディスクの大きさが年毎に小さくなっていくのが印象的でした。
映像を部品化して蓄積、管理し、自由に組み合わせて新しい映像を生成する研究を進めました。

・ATR(国際電気通信基礎技術研究所)
1995年~1998年、京都、奈良、大阪の県境にあるATRでイメージ表現、感性情報処理の研究を行いました。頭の中にあるイメージを表現するための支援技術の研究です。アーチストと共同し、アーチストが持っている感性や感性に関する知識をシステムに取り込み、利用する手法の研究、開発に取り組みました。

・放送センター
2002年~2005年、渋谷の放送センターで特殊撮影やCGを担当する部署に勤務しました。1つの合成シーンの完成にかける時間の長さ、労力の大変さを実感しました。

2.現在の研究

現在の大きな研究テーマは、CG技術を使った映像コンテンツ制作です。具体的には、TVML(TV program Making Language)という番組制作記述言語を中心に、CGキャラクタの登場する映像コンテンツを簡単に制作するための研究を行っています。さらに、映像コンテンツ制作をベースとしたコミュニケーション、映像やCGに詳しくない一般ユーザが、情報発信の手段として魅力的な映像コンテンツを簡単に制作し、自由に発信できる新しいメディアの研究を進めています。

研究テーマとして、CGモデルやキャラクタ動作を簡単に入力する手法、コンテンツを魅力的なものにするための演出を扱う手法、テキスト情報から映像を効率よく生成する手法、多くの素材を効率よく管理し、利用する手法などがあります。また、CG映像と実写映像を自然に合成する手法、映像処理、CG技術を駆使した新しい映像表現の研究、さらに、インターネットと組み合わせた新しいメディア、サービスの研究も行っています。

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