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教員紹介

藤田 秀之 助教 FUJITA Hideyuki

  • 情報システム基盤学専攻
  • データベース学講座
  • fujita(at)is.uec.ac.jp

1. はじめに

モバイルアプリケーションの利用ログから,GPSの軌跡データ,センサーネットワークからのリアルタイムデータまで,実空間と結びついたデータの活用が期待されています.中でも,実世界における位置や場所の情報を含むデータ,すなわち空間データを対象に,その取得・管理・検索・解析・統合・表現に関する研究を行なっています.

2. 研究内容

位置情報サービス・空間データ活用システム

サービス利用者の現在位置を含む位置情報を介して,さまざまなデータやコンテンツを結びつけることで実現する,位置情報サービスの研究を行なっています.例えば,マルチメディアを利用する経路案内サービス,利用者参加型の空間データ収集・コンテンツ生成環境,空間情報を利用した新しい情報表現のためのオーサリングソフトウェアを始めとした,日常行動,協調作業,創造活動の支援を目的とするインタラクティブな空間データ活用システムなどに取り組んでいます.

空間情報のデータモデル・空間検索アルゴリズム

点・線・面といった形状として表現した空間データを対象に,効率的な空間検索を行うための空間索引や空間検索アルゴリズムは,早くから検討されてきました.一方で近年,写真や映像,ブログ,つぶやきなど,空間的な形状を持つわけではない,さまざまなデータやコンテンツが,位置情報を持ち流通し始めています.こうした空間情報を対象として,利用者にとっての情報の意味を考慮したモデル化や検索手法を研究しています.例えば,これらを単純な点データとして扱うのではなく,適切な「形状」を与え,空間関係を考慮することで,高度で実用的な空間検索を実現する,といった手法に取り組んでいます.この他,地理情報標準のデータスキーマに基づく,新しい地理情報システムのコア技術などの研究も行なっています.

空間情報の可視化・情報抽出

空間情報の可視化や情報抽出の手法を研究しています.空間情報の多様化・大縮尺化・大規模化・リアルタイム化への対応に加え,スケールに応じた詳細度の操作や,位置や範囲が曖昧な情報の扱い,インタラクティブな可視化,アニメーションを活用したストーリー形式での可視化などに取り組んでいます.

3. おわりに

新しいアプリケーションを開発し,実験的にでも他人に利用してもらうことで,新しいデータを取得するとともに,課題を明確にし,課題を改善するための新しい手法を提案して,その手法をアプリケーションに実装する,といったサイクルを繰り返し研究を進めたいと考えています.したがって,完成度の高い実空間アプリケーションを構築することを重視して研究に取り組んでいます.

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