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教員紹介 本棚紹介

小宮 常康 KOMIYA Tsuneyasu

情報システム基盤学専攻 基盤ソフトウェア学講座
准教授

書棚の概略・研究テーマとの関連

研究テーマは,プログラミング言語処理系の実装技術,記述性・表現力に優れたプログラミング言語の機能及びその高性能実装などです.最近は,Webアプリケーションプログラムを対象とした言語/言語処理系の研究が増えています.

書棚にはプログラミング言語の概念/理論,言語処理系,プログラミングの本の他,並列処理,OS,アーキテクチャ等の広い意味でプログラミングや言語に関わる本が並んでいます.

お薦めの本~学部生・修士課程向け

「計算機プログラムの構造と解釈 第2版」 ジェラルド・ジェイ サスマン,ジュリー サスマン,ハロルド エイブルソン著,和田英一訳,ピアソン・エデュケーション,2000.ISBN: 4-89471-163-X

プログラミングの入門書です.本書では,表面的な言語の紹介・プログラミングに留まらず,プログラミングの本質的な考え方からプログラミング言語処理系(インタプリタ,コンパイラ)の仕組みまでを,よく練られた豊富なプログラム/練習問題を通して深く解説しています.実は,入門書としてはやや難しい内容です.しかし,プログラムそのものに興味のある方であれば楽しく読める本です.自分で言語を設計したい方の入門書としてもよいかもしれません.また,一通りプログラミングを学んだ方が読んでも得ることが多々あると思います.

なお,英語版は http://mitpress.mit.edu/sicp/ に全文が公開されています.

「Essentials of Programming Languages」 Daniel P. Friedman, Mitchell Wand and Christopher T. Haynes,MIT Press, 2001.ISBN-10: 0262062178

上で紹介した本を読み,プログラミング言語処理系(インタプリタ)について更に学びたい方にお薦めです.オブジェクトやクラス等のより高級な機能の仕組みを扱っています.

「コンパイラ」 湯淺太一著,昭晃堂,2001.ISBN: 978-4-7856-2050-9

「C言語プログラムが機械語プログラムへどのようにコンパイルされるかを知りたい」あるいは「C言語のような言語のコンパイラを実際に作りたい」けれども,ドラゴンブックの類いの本で学習するのは大変(分厚すぎる)と感じている方にお薦めです.本書では,コンパイラの基本となる理論も扱う一方で,インテルのプロセッサを対象に,コンパイラが具体的に何をしているかを実践的に示しています.

「Garbage Collection: Algorithms for Automatic Dynamic Memory Management」 鈴Richard Jones and Rafael Lins,John Wiley & Sons Ltd, 1996.ISBN: 0-471-94148-4

プログラミング言語のほとんどは,ごみ集めという自動メモリ管理機構を備えています.ごみ集めのアルゴリズムは色々あり,それぞれ利害得失が異なります.しかし,どのアルゴリズムがよいかは,言語処理系の設計,ハードウェアの特性,アプリケーションプログラムの特性,リアルタイム性の有無等々に依存します.本書では,そういった事項を含めてアルゴリズムを詳細に解説しています.

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