受賞
中嶋豊特任助教(情報メディアシステム学専攻)が第4回錯視コンテストで入賞
中嶋豊特任助教(情報メディアシステム学専攻)が、第4回錯視コンテストで、応募総数26作品中4位に入賞し、11月3日に九州大学医学部百年講堂(日本基礎心理学会第31回大会内)にて授賞式が行われました。
錯視とは、錯覚が目でものを見ているときに起こるものを指します。例えば、地球から見た月の大きさは常に一定であるにも関わらず、地平近くにあるときには大きく、上空にあるときには小さく見えるのも錯視の1つです。
本コンテストは、脳の見る働きを調べるための手がかりとなる錯視の学術的新規性、見た目のわかりやすさ、美しさなどの表現性を基準として評価が行われています。
受賞作品 | 「Ultra Energetic Contour (UEC)」 |
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受賞者 | 中嶋豊 |
作品説明 | たくさんの小さな正方形を本学の校章(リサジュー図形)のように配置し、その枠の中に運動する情報を提示しています。枠がはっきりと見えないときには安定した方向の動きが知覚されます(各動画の前半)。しかし、枠がはっきりと見えるようになると、リサジュー図形がドキドキしているような躍動的な動きが知覚されるものです(各動画の後半)。枠の位置や枠の中の運動は変わらないにも関わらず、こうした見え方の違いがあることが本作品の錯視としての特徴です。 |
- 参考サイト
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- (新しいウィンドウが開きます)第4回錯視コンテスト